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ÉCHI ポンテベッキオ - 大阪

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基本的に美味しいピッツアを焼き上げるには、

どのタイプの窯であっても

3つの熱のバランスが必要不可欠である。

窯内の壁面からの輻射熱、窯の空間を移動する対
流熱、そして熱源からの熱伝導である。
自然木の薪は必ずしも良質なものばかりとは限らない。

乾燥具合が悪い、ヤニが多い、薪の大きさや種類が違うなど、

ばらつきがある場合が多く、燃焼スピードが様々
変わるので3つの温度のバランスがとり難い。
一方、O' SOLE MIO はこの3つの熱のバランスが取れるように

燃焼が計算されている。
非常に硬いブリケットは、ゆっくりと燃えて高カロリーを

放出しながら完全燃焼する。
燃焼している間、均一に炭のように真っ赤になり3つの熱の

バランスが整うため、窯全体をむら無く温める。
素晴らしい窯は数多くあるが、どんなに素晴らしい窯であっても

燃料が悪ければ、窯はその威力を発揮することは出来ない。

また、どんなによい素材を使ってピッツアを作ったとしても、

焼き加減が悪ければ、決して美味しいピッツアにはならないのだ。

イタリアでは、すでにピッツア専用人工薪(O' SOLE MIO)が

普及しているとの情報は知っていたが、古くからの友人が輸入する事になり、

日本で初めての燃焼テストを当店
ECHI ポンテにて実施し好結果が得られたので現在も使用しています。

ポンテベッキオ オーナーシェフ 山根大助